2012年9月20日木曜日

9月の週末のお出かけにGovernor's island

なんだか、NYはもう肌寒いです。
短い夏から、秋そして、長い冬がやってきます。
11月末あたりから、遊具もひんやりして、子どもの外遊びの時間もだんだん
限られてきます。そして、新緑の芽吹く、5月くらいまでは、とにかく寒いのです。

空は、透き通って日差しも強いので、暑いと思って半袖で出かけるのは
要注意。地下鉄は、まだ冷房もガンガン利いているので、ジャケットを持ってく必要があります。
おかげで、ちょっと風邪気味です。

9月の週末のお出かけにおすすめなのが、Governor's island.
サウスフェリーの駅前から直行便の無料のフェリーが出ています。
ただし、週末のみの運航で、今月の9月30日までしか今年はアクセスできません。

私たち家族も、今月上旬に友人のピアニストのお父さんが手掛ける
島でのサマーコンサートに行ってきました。

NYの喧騒を抜けて、とてもゆったりした気分になりました。


フェリーって風って気持ちいい。次女は風が吹くと、きまって「美風(みかさ)の風だね~。」と言います。

広々した芝生は、ツリーハウスや、マンハッタンのビル景色を借景にしたアーティスティックな彫刻と、子どもも無料でできるパターゴルフコースが。



本の閲覧ができるライブラリーらしきもの
 
 
あれ?自由の女神の顔ドアップ
 
 
View from the Sculpture Garden
 

http://www.govisland.com/html/home/home.shtml

2012年9月13日木曜日

ハーレムの公立学校

先週の木曜日から、上の娘の学校、Kindergarten(日本でいう幼稚園の
年長さんにはぼ該当)が始まった。

娘の通う学校は、家から徒歩5分の現地の公立学校。

去年のPre-kindergartenに入学した時もそうだったれど、
ぎりぎりまで、その学校に入学が確定したのかもわからず、
入学式、始業式というセレモニーもなくあっけなくスタートしたのだった。

日本だったら、スーツに身を包んだ誇らしげな両親と
桜の木の下で写真撮影ということになるんだろうな。。。
あまり、何かと形式・格式ばるのは堅苦しいかもしれないけれど、
通過儀礼なるものがあまりにないと、寂しい気もする。

しかたがないので、学校の壁画前で一枚、「ハイ、チーズ」


新学期は、子どもにとっても大きな変化だけれど、
親も同様新しい環境・生活リズムと学校というコミュニティーへの適応
を迫られる。

今年は同じ学校に通うことにしたので、ストレスは少ないが、
去年のPKの時は、同じクラスの子どもたちがどんどんいなくなっていって、
どうしたのかと思えば、たまたま「はずれ」の先生にあたってしまっていたらしい。
子どもへの接仕方に愛情が感じられないなと、不満を抱えながらも、
まさか一度割り当てられた子どものクラスを変更できるなどと思っていなかった。

でも、自分の子どももどんどん萎縮していくのを見かねて、
校長に直訴したら、「子どもにとってベストなら」とあっさりクラスを変えてくれた。

理不尽なモンスターペアレンツにはなりたくないが、親なら直感で誰に信頼して
子どもを預けられるかはわかる。後に、親の力で、新しい先生を即雇う
ことになったのにもびっくりした。

文化的な違いに戸惑いながらも、
新しいコミュニティーとどう係わっていくか、
まだまだ子どもと共に新学期への適応期間が続きそうだ。




Half dayのお迎え前のひと時を、下の娘と、おいしいパンケーキ屋さんで過ごす。
週末のブランチなどにおすすめ、「Kitchnette」@ Amsterdam Ave. b/w 122th&123th






2012年9月12日水曜日

9/11から11年のNY

単身渡米して間もなくWTCから3キロほど離れた場所で経験した9/11から11年のNY。
今日のNYは、空気は冷たかったけど、さわやかな天気でした。

下の子が生まれてから間もなく欠かさず約3年続けているプレーグル―プ、
「ココからキッズ」の毎週火曜日のプレーデートでは、
日本から越してきたばかりの新しいお友達も加わって、セントラル・パーク内の
グレートヒルでのピクニックと自然探索を楽しみました。



一歩茂みに入るだけで、子どもたちの視点からは、木々の葉っぱから
指し込む太陽の木漏れ日の様子が変わり、子どもたちはそれを不思議そうにじっと見入ったり、
リスたちの臨場感あふれる追いかけっこを間近に見て固唾を飲んだりしていました。



何かをする(doing)ことに追われるのではなく、子どもたちそれぞれが思い思いのものを見つけて、
立ち止まる―そんな子ども主導のbeing, のんびりした時間
に「平和」を感じた日でした。

2012年9月5日水曜日

初めての課題提出

今秋は、私の所属するLesley Univeristyの博士課程のコースで
課されている初めての課題提出日が目白押しでした。
しかも、3クラスの課題提出日が重なっているなんて。。。

Lesleyでは、コースワークを終えるまでの最低3年間に、
毎年7月、3週間のsummer residencyが必須となっています。

私も先月の7月には、夏休み中の夫に子どもを託して、
単身ボストンで朝の9時から夜の9時まで、5クラス受けてきました。
(お父さん、奮闘記はこちらhttp://daiyusuzuki.blogspot.com/

「NYに子どもを置いてまで、勉強するなんて、時代は変わったわね。」
と母には思われていたけれど、
寮でルームメートだったクラスメートには、上手のお母さんがいました。

6人子どもがいて、孫もいる、イスラエルからきたお母さん、
国連に務める旦那さんの赴任先である、紛争地帯に認定されているアフリカのある国に、
3歳の双子を残して勉強しに来たお母さん。かけているものが違います。

ボストンから戻ってから来年までは、onlineでのコースワークと、ディスカッションボードでの
クラスメートとのディスカッションや、スカイプセッション、コラボレーションワークなどをしていきます。学習のスタイルも、時代の変化を感じます。

教授には、「onlineだからって、たやすいと思わないで、きちんと毎日最低5,6時間は勉強にあててるように。」とくぎを刺されています。

まだ、脳の耐久力が戻っていなくて、英語で読むのも書くのもまだまだ遅い。
早く子どもと遊びたいな~なんて、思ってしまうときもあります。

ハーバード大学にほど近い、ボストン、ケンブリッジにあるLesley大学のキャンパスの一つ
ニューイングランドの建物・建築が素敵です。