特にハーレム地区に根付いて行われているのは、
Jazz mobileによるもの。
アップタウンにあるグラント将軍の墓前の階段が舞台。歴史でやったあの南北戦争の英雄の墓です。
昨晩は、8月最後のイベント会場となるグラント将軍の墓まで、子ども同伴で、夜ご飯のお弁当を持って出かけました。
ピクニックシートを敷いて陣地取り
今日は何といっても生Barry Harrisです。
Barry Harrisは演奏だけでなくジャズの教育でも有名で、
数年前に、リンカーンセンターにほど近い体育館で行われていた
ジャズの寺子屋式ワークショップに参加したことがあったけれど、
今も継続して行われているそうです。
結局、バリーの手元が見える真裏に移動。360度観客に囲まれちゃってる。
何の前触れもなく、ゆるやかに始まった演奏。
ベースの低音と、ミディアムスイングの演奏はいい塩梅にlaid backしていて、
まさに音と音の間のスウィング(swing)が感じられてとっても心地よいものでした。
ちょっと秋風を感じながら、いつのまにか夜が更けて満月の月明かりの元、
人々は体を揺らし、踊ったり、目をつむって耳を傾けたり。
夏の終わりとJazz mobileの夏のイベントを惜しんでいるようでした。